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イベントカレンダー
中華街最大のイベントのひとつ『春節』。旧暦の新年を祝うこの期間中、街全体がイルミネーションと堤灯で彩られ、獅子舞と爆竹で盛り上がりは頂点に達します。

◇辞旧迎新(カウントダウン)
日本の大晦日にあたるこの日、年越しの瞬間を祝おうと、横濱中華学院校庭に大勢の人が集まります。年明けの合図とともに爆竹が鳴り響き、会場は熱気に包まれます。

◇祝舞遊行(パレード)
中国皇帝の装束や民族衣装をまとった豪華絢爛な仮装パレードが中華街を練り歩きます。勇壮な龍舞は中華街ならでは。

◇採青(獅子舞)
招福の獅子舞が店々を訪れ、新年のお祝いと店の繁栄を祈願する伝統行事。ドラや太鼓に合わせた独特な舞に歓声が上がります。

◇元宵節燈籠祭
春節の最終日『元宵節』では、新年の願いをキャンドルスタンドに託し関帝廟に奉納します。春節の一連の催しも、この日をもって幕を下ろします。

横浜に初夏の訪れを告げる『横浜ドラゴンボートレース』。山下公園前海上で、色鮮やかなドラゴンボートがスピードを競い合います。
ドラゴンボートは紀元前の中国から伝わる世界最古の手漕ぎ舟です。漕ぎ手・鼓手・舵取りの計20名が乗り込み、太鼓の音に合わせて一糸乱れぬパドル捌きをする姿は見る者に感動を与えるほど。

旧暦5月5日の端午節にちなんだ『ちまきフェア』。この時期、各店で期間限定の特製ちまきが登場し、普段とは違ったアイデアちまきを食べることが出来ます。
端午節にちまきを食す習慣は、中国古代の詩人、屈原の霊をなぐさめることから始まったといわれ、今では日本でもすっかり定着しています。

旧暦の6月24日は関帝廟に祀られた関聖帝君(関羽様)の誕生日に当たり、中華街をあげて盛大にお祝いします。午前中に関帝廟で神聖な神事と礼拝が行われた後、関羽様を乗せた神輿のパレードが中華街を練り歩きます。夕方になると、会場の横濱中華学院で龍舞や獅子舞、京劇、中国舞踊に合唱といった伝統芸能を披露する文芸晩會が催され、大勢の見物客からは歓声が絶えることがありません。

旧暦の8月15日は中秋節と呼ばれ、月餅を食べ、一家団らんで食事をし、月をめでるという古くからの習慣があります。月が丸いことと家庭円満をかけているというのがその由来とも言われています。また、最近ではお世話になった方々に月餅を送るのが一般的で、日本のお中元・お歳暮のような贈答の機会にもなっています。この時期、店頭にはさまざまな月餅が並び、見る目をも楽しませてくれます。

中華人民共和国の建国記念日。1949年10月1日に故毛沢東主席が天安門で建国宣言し、中華人民共和国が正式に誕生したことにちなみます。中国ではこの時期、約1週間の大型連休となり、国をあげて建国を祝います。中華街では爆竹とともに龍舞や獅子舞が各通りを練り歩きます。

雙十節は中華民国建国をお祝いするお祭り。メインイベントの祝賀パレードは、獅子舞を先頭に、龍舞、民族舞踊が中華街を華やかに盛り上げます。中でも四頭の獅子が四隊に分かれ、爆竹を鳴り響かせながら激しく舞い、中華街全域を練り歩く「採青」は必見です。

中国上海近郊の、陽澄湖や無錫太湖だけで獲れる上海蟹。日本には生きたまま輸入される、期間限定の旬の食材。体の中にたっぷりと濃い蟹ミソを蓄え始める上海蟹を満喫するフェアが開催されます。10月はメス、11月はオスが旬で、不時不食の美食家におススメ。

大晦日のこの日、関帝廟で1年の締めくくりを飾る獅子舞奉納が行われた後、隣の横濱中華学院校庭グラウンドに詰めかけた大勢の人々でカウントダウンが始まります。
爆竹と歓声の鳴り響く中、威勢のいいドラの音とともに迫力満点の中国獅子舞が披露され、新年の幕開けを祝います。カウントダウンの後は、関帝廟で中国式初詣が体験できます。おみくじで運試しをしてみてはいかがでしょうか。